Identity -私らしく-
7月頭に謎の体調不良に見舞われ、24日に帰国してからの1ヶ月間が地獄だったことは、以前にも少し綴らせてもらった。
何も結果が出ないままの1ヶ月間。症状だけが確実に悪化していくのを感じるだけの1ヶ月間。先への不安や動けないもどかしさを感じ、「気のせいだと医者まで言うなら、きっと周りの人にもそう思われてしまうんだろう…。これ以上、傷つきたくない。」と思って、本当に誰にも会いたくなかった。人とのコミュニケーションが大好きだった【Reina】は、この時消え去りつつあったのだ。
しかし、ネットで【線維筋痛症】という病気に辿り着けたことで、気持ちに大きな変化が現れることとなる。
ネットの記事には、常に全身痛や倦怠感、関節痛や強張りに悩まされ、頭痛も併発し、睡眠障害も起こると書かれていた。しかも、検査で調べても異常は出ず、医師の中でも診断できる人が少ないし、周りの人にも理解されづらい。そのため、【うつ状態】を併発することも多いとのこと。
この病気だと確信するのに時間はかからなかった。症状も、検査で異常が出ない状況も、まるっきり一緒だったのだから。
ここから、線維筋痛症についてとにかく調べまくったのだが、そのうちに、多くのサイトで【うつ状態併発】と書かれていることがひどく気になってきた。
「治療法も確立されてなくて、身体の痛みも慢性化することが多いのに…心まで堕ちたら、私、どうなるの?」
ぶっちゃけ、既に若干うつ状態に入ってる自覚はあった苦笑 だからこそ、とてつもない危機を感じたのだろう。
常に楽しむことを優先して考え、思い立ったらすぐ行動して、やりたいことをやりたいようにやって…そんな自由だった自分とはもうおさらばなの?これからずっと、心にも身体にも痛みを抱えて生きていくの?
「…そんなわけねぇだろ!!!」
はい。出ました、根のヤンキー気質大爆発笑
ここからの巻き返しには自分でもびっくりする。【少しずつ外に出る】ということを決意してから、その週には3日外出し、次の週には5日…と、どんどん予定を入れ込み、症状にも負けずに上手くこなしていった。親に「遊びすぎ。」と言わしめた程だ笑
久しぶりに会った人は皆、「大丈夫?今は痛くないの?」と聞いてきたが、笑顔で「え、痛いよ。常に痛いけど大丈夫だから、気にしないで!」と返答した。びっくりする人も多かったけど、「クレイジーだね!」と笑ってくれる人もいて良かった。
一昨日、日赤の後に父と中古屋巡りをしたら、歩いたせいか夕方から寝込んでしまった。親友にLINEを返せていなかったので、翌日(昨日11日)に、「ごめん、痛みと目眩酷くて寝込んでた。でも、線維筋痛症的には早期で診断された方だと思うから、これからも無理せず無茶していくわ!」と送ったら、「寝込んでたとか言いながら無茶する宣言笑ったわ笑 【Reinaらしい】ね、強くてビビる笑」と言われ、その後、「【Reinaらしい】は失礼か、ごめん。」と謝られたので、すぐにこう返した。
「【Reinaらしい】は勝手に褒め言葉と捉えてるから大丈夫!むしろ、そう言われることで自分らしくやれるから嬉しいよ◎」
私はとても【自己同一性】が強い。アイデンティティが何よりも大事だし、自身をブランディングするのが好きだ。だから、心が堕ちてしまって、人とコミュニケーションを取ったり楽しいことを追求したりという【私らしさ】を失うということは、【私の全て】を失うことに等しかった。全てを失うということは、生きている意味を失うということだ。
「病気だって、身体が今までみたいに言うことを聞かなくったって構わない。それでも、今まで通りの【私らしさ】を保っていければ…。」
こう考え、病気になってもすぐに心を上向きに持っていくことができたのは、元々のアイデンティティの強さが功を奏したのだと思っている。
しかし、日本では、アイデンティティが強いことを良しとしない文化が未だに根付いているようだ。周りに合わせなければいけない、目立つことをすると後ろ指を刺されたり批判されたりする…そう思って、つい他人の目を気にして行動してしまう人が多いのかもしれないね。
人に合わせることが正義なのか?人と違うことは恥ずべきことなのか?自分という人間の存在価値を自分で探求することは悪なのか?…私はそうは思わない。
私は、私らしく生きたい。それは、どんな状況でも変わらないのだ。病気なんて関係ないさ。病人が塞ぎ込んでなきゃいけないとか、安静にしてなきゃいけないなんて、誰が決めたの?痛みなんて自分にしかわからないこと。結局は、人にどれだけ悲しげに訴えたところで、痛みが消えたり分かち合えたりするわけじゃないんだ。じゃあ、自分で上手く病気と向き合って、楽しく生きていこうよ。それで良いでしょ?
【病人らしく】なんて言葉はいらない。【Reinaらしく】が欲しいんだ。
痛みは日に日に増しているし、痛みの範囲も広がっている。痛み止めを毎日6錠ずつ飲んでいるが、痛みが消える瞬間はない。それなのに、不思議でしょ?心も日に日に強くなっていくんだ。毎日、楽しい瞬間がどんどん増えていくんだ。
痛みなんかに負けねぇよ。そんなもんに【私】を潰されてたまるか。
ほら、かかってこいよ。
Typhoon Hagibis -法務大臣の英語ビデオメッセージから考える-
台風19号が来る。関東は今日11日(金)から【強風】に注意が必要とのこと。
私は北海道の北見(近年はカーリングで有名になったかな?)に住んでいるので、今のところ台風の影響は大きくない。大学の4年間を抜いて24年間北見に住んでいるけど、オホーツク地域って日本の中でも自然災害が少ないように思うな。まぁ、年間の気候変動はかなり激しいけど…今年の夏みたいに沖縄より暑くなる日もあれば、冬には-20度いくこともあるっていうね。マジ、試される大地笑
さて、病気のことばかり書いていくつもりもないので、そろそろ英語や他のことに関する記事も書いていこう。
今日は、台風に関する河井法務大臣からの【在日外国人に対するビデオメッセージ】を題材にしてみる。
Justice Minister Kawai's video message for foreign nationals in Japan (Typhoon Hagibis)
法務省がオフィシャルで出しているビデオメッセージだ。台風19号に関して、在日の外国人に対しても注意喚起をしている。英語の発音やスピーチの仕方に関しては後で触れるとして…とりあえず、英語をみていこう。YouTubeには字幕機能という便利なものもあるが、残念ながらこのビデオには字幕が設定されていないようなので、勝手に文字にしてみる。
The super typhoon "Hagibis" is expected to reach Japan this weekend, bringing heavy rain and winds. (※このスピーチだとrainにもsがついているように聞こえるが、rainsだと雨季という意味合いになるので、ここは間違いだと思ってsを付けないでおく。なんだったら、andにもs付いてるように聞こえるし苦笑)
- 【台風19号】の英語名は"Typhoon Hagibis"
- expect(動)〜を予期する
※ここでは台風というモノが主語となので、be動詞+過去分詞の形(受動態)にして、「予期されている」となる。
First, as Typhoon Hagibis is expected to reach Japan this weeked, full attention should be paid to weather infromation.
- ここでのasは【理由】を表す接続詞。「〜なので」と訳せる。becauseと一緒。
- 「注意を払う」という意味で"Pay attention."というのはよく聞くと思う。ここでは、前述の台風が主語の文と同じように、「注意が払われるべき」という受動態の文になっている。
Among this app, specific functions are giving push notifications on various disaster life saving information.(大臣…文の本来の区切りと読み方の区切りが合ってなくて聞きづらいよ苦笑)
- appは携帯とかのアプリのこと。日本語でだって、アプリケーションをアプリと省略してるもんね。英語でもapplicationじゃなく、appでオッケー◎
- push notification = プッシュ通知
携帯のアプリ通知が自動でユーザーに送られる機能のこと。 - disaster(名)災害、大惨事、災難
災害や事故の場合以外でも、"The party was a total disaster!"(パーティーは散々だったよ!)みたいな感じでフランクにも使える単語。
とりあえずここらへんにしておこう。
「英語を学びたいけど何からやっていいか分からない。」「英語の勉強、始めてみてもなかなか続かない。」なんて困ってる人…こんな風に、まずは身近なことから学んでみてはどう?今時、ネットで探せばニュース記事から動画まで、幾らでも【タダの教材】があるしね。活用しない手はないでしょ。
このblogでも、こうやって英語に関した記事を書いていければいいなと思ってる。私もまだまだ勉強中…てか、どんな勉強も終わりなんてないもんね。知識が0の状態から10や20まで持っていく間は、知らないことだらけでなかなかやる気も沸かないかもしれないけど、それが50、100…ってなっていくと、「そうか!」っていうヒラメキやアウトプットが増えて、どんどん学ぶことが楽しくなっていく。
英語を使えるようになると、単純に価値観や活動範囲が変わる。大きなことで言えば、world-wideな仕事ができるようになるし、小さなことなら、洋画のセリフや洋楽の歌詞を、誰かの解釈を介さずに自分で感じ取ることができる。私の場合も、実は仕事云々より日常的に英語を使える幸せが大きいかな?大好きなJohnny DeppとかMotley Crueのインタビューだって、YouTubeで探して観れちゃうもんね笑 日本語に訳されてないから流出していない映像や記事って沢山あるけど、自分が英語を使えれば、いくらだって見つけられるよ◎
このblogを通して、英語の楽しさとか英語を使える喜びを少しでも伝えていけたらいいな。頑張れ、私笑
さてさて、最後に、河井大臣の英語でのspeech全体について少し言及しておこう。
まず、発音に関して。伝わるレベルではあると思う。たまに「ん?」ってところはあるけど、そこはまぁ文脈で補正できちゃうしね。日本人英語感は否めないけど、別にそれが悪いとは思わない。
次に、イントネーションについて。文章には【自然な抑揚やリズム】ってものがある。それはどんな言語でも一緒。英語はリズムが大きく、日本語はリズムが小さい言語だから、伝わる英語を話したいなら、英語の抑揚やリズムを身に付けることが大切だ◎単語自体の発音レベルが低くても、実は抑揚やリズムが自然であれば伝わりやすい。このビデオメッセージの場合、イントネーションが時々不自然。文の中の強調部分や区切りが結構謎で、「そこで区切るんかい!」「そこ強調するの?」みたいな印象苦笑
最後に、姿勢・態度について。うーん…なんか全然ビデオメッセージ感ないよね苦笑 注意喚起するなら、もう少ししっかり相手に伝わるようにカメラを見ないとね。自己紹介部分で既に原稿見ちゃうなんて…それくらいは覚えとこうぜって感じ苦笑 日本ではまだまだあまり重要視されてないのかもしれないけど、英語圏においては、スピーチの態度って凄く大切!これじゃあ、誰も聞く気起きないよ…。
うん、なんか英語のspeechについても書きたいこといっぱい出てきちゃった笑 一気出しせず、これからの記事で細かく区切って話すことにしようっと。
兎にも角にも…関東にお住まいの方々は、くれぐれもお気をつけください!
Brand New Days -新たな日々-
10月10日(木)、今日は【大事な日】だった。1ヶ月ぶりの日赤での診察だ。
愛し野内科の先生が紹介状を書いてくれて、日赤で初診受けてから早1ヶ月半。この間に、他の病気や疾患ではないか、色々と検査をしてきた。これまでにも他の病院で諸検査を受けた。脳のCTとMRI、一般的な血液検査、白血病の検査、乳腺のマンモグラフィーとエコー検査、心臓や肺の血液検査、心電図と胸部のレントゲン…どれも異常なし。
日赤では、「似たような症状で膠原病の可能性もあるので、関節に炎症がないかなど調べましょう。」と言われ、膠原病の血液検査、尿検査、全身の関節のレントゲンとエコー検査、首から腰までのMRIをしてくれた。それらの結果を踏まえての今日だった。
「どこも異常ないですね…というか、むしろ【身体はとても綺麗】ですよ。」
健康に気遣うようなこと一つもしてこなかったし、むしろ不健康なことばっかしてきたタイプなので、これにはニヤッとしてしまった笑 綺麗とか言われてちょっと喜ぶやーつ笑
「となると、やはり【線維筋痛症】かなと思います。このまま痛み止めで対処して様子を見ていきましょう。」
やっと、やっと、断定してもらえた…!3ヶ月の闘いにひとまず終止符が打たれた瞬間だ。
原因不明で治療法も確立されていない病気なので、当面は痛み止めで対処しかない。そこで、私は愛し野内科に戻りたいとお願いしてみた。最初にキッカケをくれた存在でもあるし、単純に、愛し野内科の先生の経歴や人となりに興味関心が止まらないから笑笑
日赤の先生は快く受け入れてくれて、紹介状を書いてくれた◎若いけど優しい先生だったな。短い間だったけど感謝。
父が迎えに来てくれて、ここから久しぶりに2人でお出かけすることに。中古屋巡りのお供。2時間、休み休みでも歩いたもんだから、帰る頃にはと目眩と身体の痛みでフラフラに苦笑 でも、楽しかったから良し◎
途中で見つけた小さな公園で写真を撮りたいと言い出した父を見ながら、ブランコに乗る私…謎の親子だよね、これ笑笑
久しぶりにブランコに乗って思った。子供の頃はブランコ好きだったなって。よく学校や公園の遊具で友達と遊んだなって。
人は大人になると、仕事に忙殺されたり、先のことばかり考えて齷齪して悩んだり不安になったりして、つい目の前の当たり前のことに目を向けられなくなる。大きな幸せを掴もうと、小さな幸せを感じられなくなる。
今の私には、そういったしがらみがない。身体のことで無理はできないから、少しずつ痛みと向き合っていくしかないのだ。やりたいことがあっても、今までみたく簡単にはできない。
でも、今の私は、病気になる前より幸せだ。目の前のイチョウの美しさにも気づけるようになったから。【幸せかどうか】は自分で決めるもの。誰かに決められたり、周りと比べて決めるものではない。
できないことを嘆きはしない。色々なことに挑戦して、できることとできないことを探っていって、「これはできたじゃん!やったね!」って自信をつける。できたことを幸せに想う。毎日、少しずつでも進歩してることに幸せを感じる。
病気が教えてくれたこと、沢山あるよ。だから、恨んでも悲しんでもない。卑屈になっても何も生まれないから、全てを楽観的に受け止められるようになった。
今の私は人生で最高にポジティブだ。
One blog has saved my life. -あるblogとの出会いに救われた-
さて、昨日の話の続きを話そうか。
ネットを利用して自力で様々な病気を調べた私が辿り着いたのは、端野にある【愛し野内科クリニック】の先生が書いた【線維筋痛症】についてのblogだった。
実際の記事↓
https://itoshino-naika.com/itoshinodayori/detail.html?no=14134
8月19日(月)、複雑な想いを抱えながら愛し野内科クリニックへ。何故複雑な思いかって?ここでもし、「線維筋痛症でもないよ、気のせいじゃない?」なんて言われようものなら、きっと全ての気力を失うと思ったからだ。前回書いたように、神経内科の先生に雑に扱われ、かなり心に傷がついていた。愛し野内科が3病院6科目。これまでにどこを調べても異常はみられない。どこに行っても、何も得られない虚しさ。それでも、日々痛みや強張りが酷くなっていく。地獄のような日々だった。
混んでいたが、すぐに問診のために看護婦さんに呼ばれた。今までの経緯を伝えるとずっと優しく聞いてくれて、私が言ったことを1文字も欠かさぬ勢いでA4の紙いっぱいに書き記してくれた。これだけでも聞いてくれてる感満載だったのに、「大変だったね、頑張ったね。」と何度も何度も言ってくれて…もうこの時点で少し泣きそうな私笑 血圧が91-57で、「大丈夫???」と心配もしてくれた。
ここで、「大丈夫だよ。何が原因なのか、どうしたらいいのか、先生が一緒に考えてくれるからね。」と言われた。…看護婦さんからこんなセリフが出るって、よっぽど信頼されている先生なんだろうなー。
そして、いよいよ先生の診察。問診票を見つつ私に症状などの細かな質問をし、それをパソコンに打ち込んで病名を割り出そうとする先生。手元には英語の医学書みたいなものもあって、「こんなお医者さん初めてだわー。すげー。」って、もうここらへんになると先生への興味関心が抑えられなかったよね笑
心臓や肺に異常がある可能性もあるからと、採血・心電図・胸部レントゲンをすることに。「これで心臓や肺に異常がなければ、【線維筋痛症】だと思う。」ついに、先生の口からその病名が上がった。嬉しいような緊張したようなドキドキ感が走った。
検査を終え、先生に再度呼ばれる。「異常ないね。あとは、線維筋痛症しかないかな。」ついに、ハッキリと病名を告げられた。1ヶ月間、心身ともにつかえていたものが、ゆっくりと抜けていくのが分かった。でも、診断は日赤じゃないとできないということで、日赤に紹介状を書いてくれることに。
と、ここで、「先生、線維筋痛症についてのblog書かれてましたよね?実は、それを読んで来たんです。どんな病気なんですか?」って聞いてみた!…今思うと、なんか追っかけファンみたいなこと言ってしまったな苦笑 そこから、先生は線維筋痛症について簡単に説明してくれた。原因は不明で、まだまだ解明されていない病気だという。
うん、うん…と聞いていただけのはずだったが、もしかしたら暗い顔をしていたのかもしれない。最後に、先生が私の目を見てこう言った。
「若いから、今この病気になったことに不安もあるかもしれないけど、大丈夫だよ。だって、あなたはこんなに沢山病院を巡って、自分で病気を探ろうと、身体を治そうと努力してきてるじゃない。だから、大丈夫だよ。」
この言葉が、どんなに心に刺さったことか…。1ヶ月間、ずっと自分の中で堪えていた辛さや悲しみ、怒り、不安をそっと包んでくれたようだった。
こうして、やっと日赤で診てもらえることになったのよ。マジ長かった…!でも、線維筋痛症って病気がお医者さんの中でもまだまだメジャーな病気ではないらしく、発症から半年や1年以上経って診断されるケースが多いらしい。そう考えたら、私は全然早い方だったと思う。
あるblogとの出会いに救われた。もちろん、愛し野内科の先生がblogを書いてくれていなかったら、どこの病院に行っていいか分からなくてまだまだ悩んでいただろう。
でも、ターニングポイントとなったのは、私自身が【ネットを使って自力で調べた】ところだと思う。あの時、ただがむしゃらに病院巡りを続けていたら、今頃まだ何も得られずに気力が0になっていたかもしれない。心ない人からの「気のせいだ」という言葉に傷つき、「これ以上傷つきたくない」と全てを遮断していたかもしれない。
もちろん、自分は医療のことなんて全く分からないし、医療従事者に不信感を持っているわけでもない。実際、この1ヶ月に出会った6人のお医者さんと多くの看護婦さんのうち、冷たい対応をされたのは1人だけだ(何度も言います、マジで一生許さない笑)。他の方々は、病気は断定できなくても凄く優しく丁寧に対応してくださってありがたかった◎
やっぱりどんなことでも【自分で動くこと】は大切だと思う。【分からないから分かる人に頼る、だけじゃダメ】なんだ。ましてや、身体のことなんて自分のことじゃない。人に言われるがままに動くんじゃなくて、時には人の力も借りて、このご時世だからネットやメディアの力もフルに使って、【自分で学ぼうとする姿勢が大事】になってくる。それは、どんなことでも同じでしょ?
自分でやらなきゃいけないこと、やりたいと思うこと、まずは学んでみればいい。そこから得られるものはあっても、損をすることは絶対にない。
This is a damn good life. -blogを始めることにした理由-
blogを始めてみることにした◎
とりあえず、きっかけを綴ってみようかな。
2019年7月上旬、フィリピンで働いてまだ3ヶ月の私は、何かの感染症にかかったらしく、1日中38度以上の高熱を出し、数日後には左手に湿疹が出た。その1週間後に左の乳頭から出血し、現地のERに急いで行ったところ、左手の甲から注射を打たれてあまりの痛みに卒倒…。その3日後から、急に左手が痺れ始め、日を追うごとに左半身全体へ。
乳がんや脳の病気を心配し、7月下旬に検査のため帰国。日に日に左半身の痺れや脱力、痛みや強張りが酷くなっていった。血圧もどんどん下がる。元々は120/80くらいだったのに、110、100、90...と下がっていく。
帰国翌日から、脳神経外科、神経内科、整形外科、内科、乳腺科で検査をしてもらうが、身体のどこにも異常はない。神経内科では、「気のせいじゃない?身体使ったらみんな痛いよ笑」なんて言われて、ガックリ落ち込んでしまったことも…。【精神的なもの】っていうレッテルを貼られたみたいで本当に苦しかった。あの医者、マジで一生忘れないし許さない笑
元々、自律神経は弱い方ではあった。ストレスを感じると色々な症状が出ることもあったが、慣れているからこそ、そういう症状の時は、「あー、はいはい、ストレスね。大丈夫、身体は元気。」っていう謎の自覚があったものだ(これはこれであんま良くない苦笑)。
だから、今回、私には確信があった。
【これは気のせいなんかじゃない!何かがおかしい!】
だって、仕事や生活環境が変わったことはあったにしろ、今までの人生で感じてきたストレスから比べたら超快適LIFEだったし笑
そこで、インターネットを使って様々な病気を調べてみた。『検査異常なし、左半身、痺れ、痛み、強張り』みたいな感じで。すると、【線維筋痛症】という聞き慣れない名前の病気がヒットしたのだ。記事を読むと、症状もほとんど一致。
今度は、『線維筋痛症、北見』で検索してみた。すると、【愛し野内科】という端野にある病院の医院長が書いたblogに遭遇。【線維筋痛症】について書かれた記事があった。
「この人のところに行けば、何か分かるかもしれない…!」
この続きはまた次にでも書くとして…blogに出会ったのがお盆くらいだから、帰国から約1ヶ月後だね。この1ヶ月間が本当に地獄だった泣 身体も心もついていけなくて、ベッドからもほとんど出られなかった。でも、あの時自力でキッカケを探そうとしなければ、今の自分はなかっただろう。きっと、もっともっと発見が遅れていたと思う。
だから、自分も【発信することで誰かの力になれればいい】と考えるようになった。
色々な形があるから探り探りなんだけど、自分を助けてくれた blog という形にもチャレンジしてみようと思ってね。
これから、病気のことだけじゃなくて、自分の英語のスキルや経験を生かしたことだったり、好きな音楽や映画のことだったり、とにかく色々なことを毎日綴っていこうと思う!
病気になった今だからこそ、新しいこと沢山やりたいんだ◎