Damn Good Life -愛する人生-

Love the life u live, live the life u love...

One blog has saved my life. -あるblogとの出会いに救われた-

さて、昨日の話の続きを話そうか。

 

 

ネットを利用して自力で様々な病気を調べた私が辿り着いたのは、端野にある【愛し野内科クリニック】の先生が書いた線維筋痛症についてのblogだった。

 

実際の記事↓

https://itoshino-naika.com/itoshinodayori/detail.html?no=14134

 

 

8月19日(月)、複雑な想いを抱えながら愛し野内科クリニックへ。何故複雑な思いかって?ここでもし、線維筋痛症でもないよ、気のせいじゃない?」なんて言われようものなら、きっと全ての気力を失うと思ったからだ。前回書いたように、神経内科の先生に雑に扱われ、かなり心に傷がついていた。愛し野内科が3病院6科目。これまでにどこを調べても異常はみられない。どこに行っても、何も得られない虚しさ。それでも、日々痛みや強張りが酷くなっていく地獄のような日々だった。

 

混んでいたが、すぐに問診のために看護婦さんに呼ばれた。今までの経緯を伝えるとずっと優しく聞いてくれて、私が言ったことを1文字も欠かさぬ勢いでA4の紙いっぱいに書き記してくれた。これだけでも聞いてくれてる感満載だったのに、「大変だったね、頑張ったね。」と何度も何度も言ってくれて…もうこの時点で少し泣きそうな私笑 血圧が91-57で、「大丈夫???」と心配もしてくれた。

ここで、「大丈夫だよ。何が原因なのか、どうしたらいいのか、先生が一緒に考えてくれるからね。」と言われた。…看護婦さんからこんなセリフが出るって、よっぽど信頼されている先生なんだろうなー。

 

そして、いよいよ先生の診察。問診票を見つつ私に症状などの細かな質問をし、それをパソコンに打ち込んで病名を割り出そうとする先生。手元には英語の医学書みたいなものもあって、「こんなお医者さん初めてだわー。すげー。」って、もうここらへんになると先生への興味関心が抑えられなかったよね笑

心臓や肺に異常がある可能性もあるからと、採血・心電図・胸部レントゲンをすることに。「これで心臓や肺に異常がなければ、線維筋痛症だと思う。」ついに、先生の口からその病名が上がった。嬉しいような緊張したようなドキドキ感が走った。

 

検査を終え、先生に再度呼ばれる。「異常ないね。あとは、線維筋痛症しかないかな。」ついに、ハッキリと病名を告げられた。1ヶ月間、心身ともにつかえていたものが、ゆっくりと抜けていくのが分かった。でも、診断は日赤じゃないとできないということで、日赤に紹介状を書いてくれることに。

と、ここで、「先生、線維筋痛症についてのblog書かれてましたよね?実は、それを読んで来たんです。どんな病気なんですか?」って聞いてみた!…今思うと、なんか追っかけファンみたいなこと言ってしまったな苦笑 そこから、先生は線維筋痛症について簡単に説明してくれた。原因は不明で、まだまだ解明されていない病気だという。

うん、うん…と聞いていただけのはずだったが、もしかしたら暗い顔をしていたのかもしれない。最後に、先生が私の目を見てこう言った。

 

「若いから、今この病気になったことに不安もあるかもしれないけど、大丈夫だよ。だって、あなたはこんなに沢山病院を巡って、自分で病気を探ろうと、身体を治そうと努力してきてるじゃない。だから、大丈夫だよ。」

 

この言葉が、どんなに心に刺さったことか…。1ヶ月間、ずっと自分の中で堪えていた辛さや悲しみ、怒り、不安をそっと包んでくれたようだった。

 

 

こうして、やっと日赤で診てもらえることになったのよ。マジ長かった…!でも、線維筋痛症って病気がお医者さんの中でもまだまだメジャーな病気ではないらしく、発症から半年や1年以上経って診断されるケースが多いらしい。そう考えたら、私は全然早い方だったと思う。

 

あるblogとの出会いに救われた。もちろん、愛し野内科の先生がblogを書いてくれていなかったら、どこの病院に行っていいか分からなくてまだまだ悩んでいただろう。

でも、ターニングポイントとなったのは、私自身が【ネットを使って自力で調べた】ところだと思う。あの時、ただがむしゃらに病院巡りを続けていたら、今頃まだ何も得られずに気力が0になっていたかもしれない。心ない人からの「気のせいだ」という言葉に傷つき、「これ以上傷つきたくない」と全てを遮断していたかもしれない。

 

もちろん、自分は医療のことなんて全く分からないし、医療従事者に不信感を持っているわけでもない。実際、この1ヶ月に出会った6人のお医者さんと多くの看護婦さんのうち、冷たい対応をされたのは1人だけだ(何度も言います、マジで一生許さない笑)。他の方々は、病気は断定できなくても凄く優しく丁寧に対応してくださってありがたかった◎

 

やっぱりどんなことでも【自分で動くこと】は大切だと思う。【分からないから分かる人に頼る、だけじゃダメ】なんだ。ましてや、身体のことなんて自分のことじゃない。人に言われるがままに動くんじゃなくて、時には人の力も借りて、このご時世だからネットやメディアの力もフルに使って、【自分で学ぼうとする姿勢が大事】になってくる。それは、どんなことでも同じでしょ?

 

 

自分でやらなきゃいけないこと、やりたいと思うこと、まずは学んでみればいい。そこから得られるものはあっても、損をすることは絶対にない。

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